友情・努力・勝利スピリッツ

九州物産展で買ってきた焼酎を呑みながら
楽○ブックスで購入した電子版の『ハイキュー!!』を
1巻から12巻まで一気に読んだ。
(50%OFFで購入できるクーポンをもらったから
 はじめてダウンロードしてみた…超便利)

幼少から“少年ジャンプ”を読んで育ってしまったので
すっかりいい年になった今も
「友情」「努力」「勝利」の3つの要素が
詰まった物語にはめっぽう弱い。

とても、とても、おもしろかった…。
胸が熱くなって何回か涙がじわりと出た。
(本作品には上記3要素の他に「挫折」という要素が加わる)
(月島のお兄ちゃんのエピソードに胸をえぐられた)

IH予選・青葉城西戦のときの
烏野3年生がかっこよすぎてシビレた。
大人たちが全力で子供たちをフォローする姿も素敵だった。
主人公が(ジャンプの)主人公らしくて良いなあと思った。
(バレーのルールもわかりやすくて良い)

毎週日曜の夕方、『笑点』を観る前にぼんやりと
アニメ(動きがたいそう美しい!)を観ていたので
なんとなく話はわかっていたのだけれども、
きちんと漫画を読むとさらに胸にぐっとくるものがあった。

アニメは動きの美しさも素晴らしいが
(何度観てもボールの高速のぐるぐるした動きに驚く)
登場人物たちの“声”が入ることによって
彼らの感情をより身近に感じられていい。
(反芻したいのでここ数週間は録画をしているほどだ)

(コミックスだと7巻の中盤、
 影山が菅原先輩と交代した後、さらに交代する直前の
 ふたりのモノローグのところがすっごい好き)
(影山役の石川さんってめちゃめちゃ若いな!)

漫画はハッとする構図やコマ割りがいくつもあって、
バレーの試合の躍動感を感じた。
(静止画なのに動きを感じる、というのが漫画の醍醐味)

あと、女の子が可愛い&自立しているのがいい。
(男の子とは違う強さを持っている、というのが
 “少年ジャンプ”に登場する女の子キャラの醍醐味)

ドラマチックでおもしろかったなあ。
(個人的には山口くんを応援していきたい)
(彼のあのサーブが花開く瞬間を心待ちにしている)


ここのところ家族サービスで
精神的にちょっと疲れてしまっていたので
元気にしてもらえてよかった。

ありがとう、古舘先生!
13巻の発売をお待ちしております。